2009年12月13日
気付けばもう12月……も半ばになっていた。そして2010年になろうとしている。
2010年といえば、お馴染み「タイムカン」の賞味期限の年。このサイトでは、2000年の時点から事あるごとにタイムカンの話題を追ってきた。
今回は、カップヌードルの蓋の裏に「タイムカン回収のお願い」が出ているという噂を聞きつけ、早速カップヌードルを買ってきて確かめてみることにした。(早速とは言ってみたものの、この話は随分前から聞いていた)
これだけタイムカン、タイムカンと言っているが、実はインスタントラーメン全般があまり好きではない。よくよく考えると、タイムカン以降、カップヌードルを買ったのはこれが初めてかもしれない。
最近は湯すら沸かさない原始的な生活を送っているので、カップヌードルを食べるためには、まず埃をかぶっている電気ポットの掃除から始めなければならなかった。そして、非常用として部屋の片隅に置いてあったミネラルウォータ(賞味期限1ヶ月前だった、危ない)を発掘し、それを沸かしてようやく準備完了。なんて手間のかかるインスタントだ。
さて、さっそく蓋を開けてみよう。
なになに、電気ケトルのプレゼントだって? あれ?
……ひどく拍子抜けしてしまった。そして、大して食べたくもなかったカップヌードルを、本当にただ食べるだけになってしまった。
これ(デイリーポータルZ)を見ると、先月は確かにタイムカンの案内だったようなのだけど。もう向こう5年くらいはカップヌードルを食べる気がしないので、誰か蓋だけ下さい。
※その後スタッフがおいしくいただきました
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それにしても、10年なんて経ってしまえばあっと言う間だった。
タイムカンを土に埋めたのは、今から9年2ヶ月前の2000年10月21日。当時はまだみんな高校生で、大学受験を目前に控えた時期だった。来たるべき10年後の未来に向けて、私は一体何を思っていたのやら。
「あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ…」
SMAPの歌がたまらなく胸にしみる。
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