2009年02月15日

週末小旅行シリーズ 第9回 『西宮・芦屋 山手散歩』

連続で週末小旅行シリーズをやるとは、なかなかアクティブな一週間である。今回は「西宮・芦屋 山手散歩」ということで、ナンだそりゃ、って感じのテーマですが……。

小春日和の暖かな昼下がり、阪急電車でやって来たのは、阪急甲陽線の甲陽園駅。



散歩コースは、ここからキョンの足跡をたどって北高へ行き(実は涼宮ハルヒの舞台です)、苦楽園→六麓荘町と、高級住宅街を抜けるルートである。
ずっと坂道なので、トレッキングをする気持ちで散歩に望む。途中、実際に山の装備をした人と何人かすれ違った。あれれ、本当にトレッキングコースなのか?

さて、早速駅前から階段やら坂道を上って、山手の方へと歩いていく。




結構見慣れた景色が続く。放送からもう3年になるけど訪れる人は依然多いようで、同じように写真を撮ってる人を何人も見かけた。一体何人のファンがこの坂を上ったのか。最近はアニメで町おこしが出来るというのも頷ける。

それにしても、この坂道を毎日通学するとなると気が遠くなりますな。




やっとのことで西宮北高に到着。やっぱり見慣れた風景だった。
ここまで来ると、もう結構な標高である。イノシシが出るらしく、注意の看板がいくつも出ていた。



中でも、一番恐ろしかった看板がこれ。注目は、英語が併記してあるのと、カタカナにもふりがなが振ってあるところか。かなり親切な看板ではあるのだが。



下界を望む。もうすぐそこは、日本屈指の高級住宅街なわけで。
少し進むと、世界が違っていた。



六麓荘町どーーん。格好良い名前に相応しい、超閑静な住宅街であった。
公園かと思ったら個人の庭だったり、美術館かと思ったら個人の家だったり……。よく漫画とかである「あいつの家見つからないなぁ・・・」「え!これ全部おまえんちだったのかよ!」みたいな世界である(分かりにくい)。

そんな町を歩いてカルチャーショックを受けながら、徐々に山を下り、阪急苦楽園口駅に戻ってきた。



(クリックで拡大)

ルートはこんな感じ(GPSログ)。私の足で約1時間半であった。
帰りは西宮北口によって、新しくできた阪急西宮ガーデンズをぶらぶらしてから帰宅する。

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阪急沿線に住んで早2年。最初はあの小豆色の車両がイヤだったのに、
いつの間にかあれがお洒落に見えてきたり、
阪神間の沿線風景の素敵さに魅了されたり(阪神間モダニズムというらしい)、
有川浩の小説「阪急電車」に影響を受けたりしながら、
最近はすっかり阪急沿線好きになっている。

寮を出たらぜひ西宮あたりに住みたいところだが、いかんせん会社から遠いのがなぁ……。などと、最後にどうでも良いつぶやきでした。

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この記事へのコメント

ちゃんとキョンのコース通りに通学できてますねえ。
私が以前行ったときは県道をそのまままっすぐ行っちゃって地獄でしたw 猛暑だしコンビニも無いしで。

このあたりには「ここに住みたい!」と思わせる何かがありますよね。
こうやって阪急マジックの術中にはまっていくような気がします。

Posted by: つくいす at 2009年02月16日 00:38

>つくいすさん

たしかに、夏場にあの坂道はキツそう……。
それでも駅から毎日通学してる学生もいるのかと思うと、頭が下がる思いです。

鉄道会社によって、沿線風景から受ける印象が違いますよね。
地形から来る印象もありますけど、やっぱりその鉄道会社のイメージから来るものも大きいですかねえ。

Posted by: かわうそ at 2009年02月17日 23:02
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