2010年02月07日

てっこん第5回 大長編・赤目四十八滝

●旅の起こり

---2009年12月5日、大阪市内、某焼肉屋

 


 「日本一寒い町で開催されるしばれフェスティバルにみんなで行こうぜ」(→参考(DPZ))

 「人間耐寒テストが土曜(2/6)の夜だから、それには参加したいよな」

 「じゃあ、土曜の朝一から移動して、耐寒テストに参加して、日曜は帰宅日か? 日程タイトだな」

 「金曜(2/4)はみんな年休とって、その日のトワイライトエクスプレスで北海道入りするとかどうよ?」

 「いーねー」

♪ラララむじんくん(ネタが古い)



●トワイライトエクスプレスの予約開始日(運行1ヶ月前)

---2010年1月4日、9時50分、大阪市内某駅みどりの窓口

 
 (イメージ)


 トワイライトの寝台を10時打ち(10時の発売と同時にMARSを叩いてもらって予約する手法)して欲しいと申し出る私、承諾する窓口氏。

 やがて窓口氏は、予約の素振りを始める。カタカタカタ……。
 MARSの画面には、「まもなく10時、予約開始時間です」というような案内が表示される。

 そして、


---10時00分00.00秒(そんなに精度はないだろう)

 カタ。(窓口氏がキーを押す音)

 窓口氏「あ、全室埋まりましたね」
 
 「一室も取れないんですか?」

 窓口氏「もう、ひとつも空いてないですね」



●起死回生の東北旅行プラン

 その後私たちは、会社の食堂で週に1度の密会を重ねながら、挽回プランを練っていく。

---2010年1月XX日、某会社の社員食堂

 
 (イメージ(大嘘))


 「北海道に行くならもう飛行機しかないよなー」

 「もたもたしてると、ANA超割の期限が過ぎてしまうぞ」

 「ここは思い切って、沖縄とかどうよ」

 「いいねー、本島じゃなくてやっぱり離島でしょう」

 「でも寝台列車には未練があるよね」

 「寝台なら、トワイライトは無理にしても、日本海とかきたぐにとかならまだ取りやすいよ」

 「それだ!」


 日程も迫ってきている中、超遠方の北海道陸別町に行くことをあきらめ、比較的近場の東北に的を絞る。

 金曜(2/5)夜の寝台急行きたぐにで北上、
 最上川の川下りを楽しみ、
 銀山温泉で宿泊、
 米沢牛を食べて帰る。

 そんなプランを立案して、まもなく切符の手配を始めようとしていた、そのとき。



●計画の崩壊

---2010年1月XX日、携帯、着信あり

 
 (イメージ)


 私の携帯電話が鳴る。送信元は、旅行に行くメンバのひとり。

 「土曜日、休日出勤の可能性あり」


 構想2ヶ月におよぶ計画が、紆余曲折の末、仕事という現実に負けて崩壊した。



●新たな計画、じねんじょ

 宿泊旅行が不可能となった今、なんとか日帰り旅行のプランでも……と、もう何度目かの社食に集まる。

---2010年1月XX日、某会社の社員食堂

 
 (もういいよ)


 「岐阜の明知鉄道で、じねんじょ列車っていうのを見つけたよ」

 「トワイライトでフランス料理を食べる予定だったのが、普通列車でじねんじょを食べる計画に変わるのか」

 「ひなびた感じが、悪くないんじゃない?」

 「最上川の川下りも出来なくなったけど、近くの恵那峡で渓谷めぐりができるみたいだね」


 スケールがどんどん小さくなっていくものの、計画はなんとか岐阜プランでまとまるかに思われた。


 「じねんじょ列車の予約をしたいんですけど。2月7日で」

 電話氏「えーと……」

 「あー、満席なんですね。じゃあ仕方ないので諦めます」

 電話氏「えーと……」

 「?」

 電話氏「人数が集まってないので、運行されない予定です」




●後日談

---2010年2月4日、大雪

 2月4日から5日にかけて、日本列島はかつてない寒波に襲われていた。特に新潟地方は記録的な大雪に見舞われ、交通機関は荒れに荒れることとなった。

 
 (イメージ)


 1月4日、私が10時打ちを頼んでいたトワイライトエクスプレス、
 予約が取れなくて悔しい思いをしたあの列車も、もちろん運休になった。

 東北プランで乗る予定だった寝台急行きたぐに、
 社食での会合を繰返して生み出した起死回生プランの列車も、もちろん運休になった。


 そして、岐阜プランのキモとなる、じねんじょ列車、
 人数が集まるのを願って直前まで予約をしていたが、最少催行人数割れで運休になった。


 今回の旅行は、初めから詰んでいた。



●そして、

---2010年2月7日、三重県名張市

 北海道に行くはずだったメンバーは、なぜか三重にいた。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 赤目四十八滝、さいこーーー。


●おまけ

 
 DVD-R作品?


 
 このマッサージチェアーの使い方が分からなかった。


 
 記念メダル刻印機のレトロ感がすごい。


 
 オオサンショウウオもいるよ。

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この記事へのコメント

すんません。最初から最後まで笑わせていただきました…
大変だったのですね

Posted by: 五十嵐冬耶 at 2010年02月13日 22:30

>五十嵐冬耶さん

こんなはずでは無かったんですけどねえ。
予定していた列車が全部運休したときには、さすがに我が目を疑いました。
しかし、当日になって運休の憂き目に会っていた可能性を考えると、事前に避けられただけ運が良かったのかも・・・。

Posted by: かわうそ at 2010年02月14日 20:42

何を選んでいてても、結末は×
の場合って、、あるんですねぇ。

でも、文章構成のせいか、
すごく面白く読ませていただきました。

Posted by: なにわ者 at 2010年02月15日 21:51

本当に練りに練った計画だったのにね。。。
でも赤目すごく楽しかったっす!
次は第二京阪だべ!

Posted by: ぶりん at 2010年02月15日 23:04

オオサンショウウオだー!かわいいー!萌えー!うまそー!

Posted by: けろきょん at 2010年02月17日 02:25

全部運休なんて驚きですね。そんなこともあるのかと。
ところで、なんで最終的に赤目になったんでしょうか?

Posted by: つくいす at 2010年02月17日 15:07

>なにわ者さん

ホント、呪われてるかの如き計画でした。
計画自体は、3パターンとも未実施なだけでいつでも実行できるので、
近いうちにリベンジしたいです!


>ぶりんさん

やっぱりこういう人里離れた場所が、てっこんには似合いますね、単なる私の趣味ですが。。。
第二京阪、当たるといいなー。


>けろきょんさん

滝に入口に「日本オオサンショウウオセンター」ってのがあって、
他にもいっぱい愛らしいサンショウウオ類がいましたよ。
うまそーというコメントに反応して調べてみたんですが、
オオサンショウウオって本当に食用利用されてたんですね! 知らなかった~。


>つくいすさん

その日だけは天候が異常でしたよね。
以前、秋田新幹線が開業以来初めて大雪で運休したとき(2006年1月5日)に、
まさに秋田に行こうとしていたのに匹敵するピンポイント攻撃でした。

赤目になった理由は……特にありませんw(思いつき)

Posted by: かわうそ at 2010年02月17日 20:44
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