2009年05月20日
最近あたたかくなってきたので、急に虫が増えてきた。自転車で走っているとき、うっかり蚊柱に突入してしまい、思わず「うげぇ」となっている人も多いのではないか。
特に、草がぼうぼう生えている土手だとか(GW頃から急激に雑草が成長し始めた)、普段なら木漏れ日が気持ち良い並木道だとかも、もうそこら中に虫が飛びまわっている。こっちはただ自転車で走っているだけなのに、無神経にパチパチと顔面に当たってくる虫。不愉快この上ない。
特に夕方は虫が多くて、会社から家に帰り着く頃には、服にも虫がいっぱい付いている。生身なのに、高速道路走行後の車のボディを体感することができる。
私はメガネをしているので目だけは守れるのだが、ちょうど鼻の穴に入ってきたり、うっかり口なんか開けようものなら、問答無用で口に突入してくる虫もいる。これはたまらん。
そんな夏の大敵・虫対策がどうにか出来ないものかと苦慮していると、そうか、マスクをすればいいんだ、とふと思い付いた。マスクなら口・鼻という、虫が突入してくるスポットをすべてカバーすることができる。この際、体に激突する虫くらいは大目に見てやろう。我ながら賢い対策方法である。さて、そうと決まればマスクを買いに行こう。
……しかし、店をまわれどまわれどマスクが売ってない。マスクなんて、コンビニでも簡単に手に入るものだと思っていたのに。しまいにはマスクを探している私をあざ笑うかのように、「マスク売り切れ」とわざわざ店頭に貼り出す店まで出てくる始末である。
そうか、みんな虫があまりに鬱陶しいので、マスクをして顔を守ることを思いついてしまったのか。いやいや、そんなことはない。きっとお昼の健康番組で、「虫にはマスク」と大々的に紹介されたに違いないのだ。
まさか、ここまで大衆が虫対策に本腰を入れ始める日がくるとは、夢にも思わなかった。マスクメーカは、思わぬ虫特需にうれしい悲鳴をあげているに違いない。
たかが虫、されど虫。小さな虫とていまや日本経済活性化のための起爆剤として、決してムシできない大きな存在になっていたのだ。
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はぁ、何を書いてるのか途中で分からなくなってきた。しかしここに書いてあることは概ね事実であり、私は虫に大変苦心しており、また世間(大阪)ではマスクが枯渇している。
先日も、知り合いがマスクを探していたので、持っていたマスク(ずっと前に風邪ひいたとき買ったやつの余り)をあげたら、たいへん喜ばれた。まさかマスクがここまで重要になる日が来るとは。
大阪では、すれ違う人が皆マスクをしていて、当人はあまり気にならないかもしれないけど、遠めに見るとけっこう恐ろしい状況に思える。(時は世紀末、ちまたには謎の疫病が蔓延……みたいな)
満員電車にはとても乗りたくない。雨の日は電車通勤になってしまうので、なんとか晴れの日が続いてくれるように祈っている今日この頃。金曜は雨らしいので、いよいよ覚悟を決めて電車(感染拡大地域を横断する大阪モノレール)に乗らないといけないかなぁ。
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ここはひとつ特攻隊マスクとか!
自転車乗っている間ならきっと許してもらえますよ!(誰に?)
そういえば不良さんの間で、普通のマスクにバッテン入れるのって流行ってましたよね。なんだったんでしょうあれ。
>五十嵐冬耶さん
特攻隊マスクは超怪しいですw
一時期は、電車で咳をするとまわりから人が去っていく現象が見られたそうですが、
変なマスクもそれと同様の効果が得られそうです。
最近は、バッテンが入れられるようなベーシックなマスクってあまり見ませんよね。
立体マスク全盛というか。給食マスクとかは、今も相変わらずなのか気になるところです。
そもそも、あれよあれよと言う間に、大阪ではもうマスクブームが去ってしまいました……。
あれだけ猫も杓子もマスクしてたのに、いまやマスク姿の人の方が珍しくなってしまいました。