2006年11月13日
今年の5月にデジタルビデオカメラを買った。
残り少ない学生生活を記録に残そうと考え,思い立ったら動画を撮ってるんだけど,本日は購入当初の目的でもあった「映画を撮る」を実行に移すことになった。
とは言うものの,シナリオを書く人もいなければ,「超監督」もいないので,妥協して大学の風景ビデオを撮影することにした。ビデオカメラと,急遽買ってきた1000円の安物三脚を持って,映画製作委員会(勝手に作った)の知り合い2人と一緒に,キャンパス内の各所をロケしてまわる。
ロケをしていて分かったこと。大学内でデカイ三脚を持ってたら目立って怪しい……。
日本人にはビデオカメラで動画を撮る文化があまり根付いてないので,デジカメならOKだが,ビデオは比較的怪しがられる感じがする。しかし遠慮していては風景が撮影できないので,ある程度傍若無人に撮影するのが風景動画撮影のポイントであろう。
そんなに広いキャンパスでもないので,なんとか1時間少々でミッション・コンプリートできた。なかなか良い映像が撮れたように思う。
あとは編集して,他の諸々の動画と共に,卒業時に研究室のみんなに配ろうと考えている。今見てもなんとも思わないけど,数年経って見たらなかなか良い感じになるかも。
http://www.nekopla.com/nnk/mt3/mt-tb.cgi/319
> 日本人にはビデオカメラで動画を撮る文化があまり根付いてないので,デジカメならOKだが,ビデオは比較的怪しがられる感じがする。
そこでムービーケータイですよ。
まぁ携帯電話の動画なんてメールで送れる程度のファイルサイズにしかできないのだろうし、本格的にDVDに焼いたりするにはほど遠いような画質なんだろうけど、手軽だからみんなそれに慣されちゃってますよね。メールならすぐ送れるし、携帯ですぐ再生できる。
写真もそういうところがありますな。
本当はちゃんとしたカメラには(デジタルでも)それなりの良さがありますが、使う側が使いこなせないとどうにもならない部分もありますね。今はみんな手軽な方へ手軽な方へと流れていってしまうんでしょうな。カメラ文化の危機、というには大げさかも知れませんが。
>よさん
動画というか写真も撮れない携帯を使ってるんで,その辺の使用感はよく知らないんですけど,とりあえず携帯でもいいから日常で動画を撮る文化が根付いていけば,そのうちデジタルビデオカメラで撮ってても自然な時代がくるかなぁ,と思わなくはないです。
現段階では,みんながやってないことをやってるから,怪しがられるというか。
写真にしても,カメラ付き携帯やデジカメが流行り出してからは,今まで写真を撮らなかった人たちまで所構わず写真を撮るようになって,日常で写真を撮るのも撮られるのも慣れてしまった気がします。
ビデオは今のところ入学式・運動会・旅行の需要がほとんどな気がするので,これが日常にまで浸食してくれば状況が変わるかなと。
それを後押しするのは携帯かなぁ。写真のようになるかどうかは謎ですが……。