2006年11月04日
11月3・4・5日は大学祭である。今日が2日目。
研究室ではフランクフルトと あんみつの模擬店を出していて,ワタシの食欲,特にソーセージ欲を満たしてくれる。フランクフルトうまいよフランクフルト。
M2は基本的にノータッチだけど,聞くと売れ行きは良いようなので めでたい。
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写真とビデオを撮りながら,会場を一通りまわってみる。
在学中で6回目の大学祭だけど,きっとこれで来るのは最後だろう。これまでサークルで数回,研究室で2回ほど模擬店を出した。毎年大学祭なんてどうでもいいと思ってたけど,振り返ってみると案外いろいろやってるなあ,と。実は思い出深い行事なのかも。
大学入学年度の写真を引っ張り出してきた。もう5年も前か。
今の写真と比べると建物が新しくなっているのが目に付くけど,それより何より,模擬店の数が明らかに減ってるような……。
このアングルだと,けっこう賑やかなんだがね。
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大学入学時に思い描いていた大学祭はこんな感じではなかったはずだが,落としどころとしては,まあこんなもんだろう。人はかようにして夢を失っていくんだのう。
最後に,学祭マスコット,哀愁の立方体。
2006年11月09日
内定先に招集されて大阪に行ってきた。
TOEIC IPを受けたんだけど,きっと酷い結果だろう。1年以上も受けてないとコツを忘れてしまう。やはりコツだけでなく,実力を付けないとダメだなぁ,と当たり前の事を思ったり。
TOEIC以外にもいろいろあって,結局終わったのが18時過ぎ。その後,梅田まで移動してヨドバシカメラをうろうろする。
PS3が試遊展示されていた。よく知らなかったのだが,発売日がもう明後日なんだ。
次世代機は,個人的にはWiiの方に興味あり。とりあえず新しいゼルダがやりたいだけなんだけど。そのWiiは単に実機が展示してあるだけだった。
いきなりWiiを買うのも時期尚早な気がするので,ゼルダの方は,なぜか同時発売のゲームキューブ版(通販限定)を注文してある。買うワタシが言うのもなんだけど,GC版は需要があるとも思えない。やっぱりどうせならWii版がやりたいよなぁ。
家への土産に551の豚まんを買ったところ,バス内で少し臭っていた。周辺の人ごめんなさい。
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ごちゃごちゃした道路。放置自転車に路上駐車だらけなんだけど,隙間なく並んでいるとなんか美しい……気がする。
2006年11月12日
この前(11/9),大阪に行ったときのこと。行きの高速バスの中で iPod(第4世代)を再生していたところ,Podcast の番組が保存されていることに気付いた。
何番組か iTunes に登録してるんだけど,全く聞かないのでその存在を完全に忘れてしまっていた。しかし知らず知らずのうち PC に自動で受信され続けており,さらに iPod を繋いだときには自動でそっちの方へ流れ込んでいたのだ。まるでウィルスのようだな,恐るべし Podcast + iTunes + iPod。
超受動的な出会いではあったけど,暇なので聞いていたら,おもしろくてバスの中で一人笑っていた(かなり怪しい人だ)。
聞いたのは,SUPER BELL"Z の鉄音アワー。ちょうど最新の番組がエアトレイン特集で,これがツボに はまった。すごいよエアトレイン。
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今回の件で,大して気にしてなかった Podcast が意外と便利な事に気付いてしまった。これから高速バスに乗るときには,いくつか番組をストックしていくことにしよう。
2006年11月13日
今年の5月にデジタルビデオカメラを買った。
残り少ない学生生活を記録に残そうと考え,思い立ったら動画を撮ってるんだけど,本日は購入当初の目的でもあった「映画を撮る」を実行に移すことになった。
とは言うものの,シナリオを書く人もいなければ,「超監督」もいないので,妥協して大学の風景ビデオを撮影することにした。ビデオカメラと,急遽買ってきた1000円の安物三脚を持って,映画製作委員会(勝手に作った)の知り合い2人と一緒に,キャンパス内の各所をロケしてまわる。
ロケをしていて分かったこと。大学内でデカイ三脚を持ってたら目立って怪しい……。
日本人にはビデオカメラで動画を撮る文化があまり根付いてないので,デジカメならOKだが,ビデオは比較的怪しがられる感じがする。しかし遠慮していては風景が撮影できないので,ある程度傍若無人に撮影するのが風景動画撮影のポイントであろう。
そんなに広いキャンパスでもないので,なんとか1時間少々でミッション・コンプリートできた。なかなか良い映像が撮れたように思う。
あとは編集して,他の諸々の動画と共に,卒業時に研究室のみんなに配ろうと考えている。今見てもなんとも思わないけど,数年経って見たらなかなか良い感じになるかも。
2006年11月15日
20時30分頃,突然ラジオが鳴りだした。
ピロピロピロピロ……という警告音と共に,NHKのラジオが大音量で自動受信される。これはもしや,津波警報!
突然のことだったので一瞬緊張が走ったが,確認してみると北海道ということで,とりあえずは一安心であった。
それにしても「緊急警報放送」である。
緊急警報放送とは,津波警報が発令された際に送信される信号で,専用の受信機があれば受信できる。(Wikipedia『緊急警報放送』を参照)
その緊急警報放送の受信機付きラジオ(上の写真)を待機させていたので,それが反応したのだ。
前回の津波警報が2004年9月6日。そのとき警報放送を受信した記憶は無いので,それ以降にラジオを買ったのであろう。今回が初めての受信となった。
月1回の試験放送は受信しているが,やはり実際の放送が受信できたとなると,これは頼もしい。南海地震の被害が出そうな地域に住んでいるため,津波の情報には常に感度を高くしておかなければならないのである。
でもまあ,こんな受信機を持っていて,それを頼りにしてる人は少ないだろう。というか,いないだろう。
ちなみに,現在生産されている緊急警報放送受信機は無いらしい。ワタシが持ってる松下のラジオも現在生産終了らしい……。
2006年11月17日
晩に,先生の家におじゃまする。先生の家ではたまに宴会をやっているのだが,今日は「一人一品 料理を作って皆に振る舞う」という催しが開かれた。
とりあえず参加することにしたものの,料理は全くやらないし,そのうえ味音痴なので,まともな料理が作れる訳もなく……。
レシピを見ながら普通の料理を普通に作ることも出来たんだけど,それでは面白くないので,マヨネーズを作ることにした。マヨネーズは人に振る舞う料理なのか? と聞かれたら,際どいところだが。
材料を集めて作り始める。
ちなみに他の人は,豚の生姜焼きとか,チャーハンとか,料理っぽい料理を作っていた。10人程度いたので,全部で10品少々。どれも美味しかったです,ありがとう。
そんな中,マヨネーズはだんだん怪しい感じになっていった。一向にマヨネーズになる気配がない。
泡立て器が無くて菜箸を使っていたのがマズかったのかと思い,ミキサーを使って撹拌するも,なお怪しい液体だった。酢,塩,胡椒なんかで味を調えようと努力はしたものの,その怪しさは拭いきれず,ついに怪しいまま完成となった。
あまりにも怪しかったので,完成写真は無し。
予想通り超不評だった。もうこれに懲りてマヨネーズは作りません,ごめんなさい。
2006年11月19日
急に寒くなってきたので,こたつを出すことにした。
Before:
こたつを出すのは大仕事。
机のまわりを占拠している2つのデスクトップ機と,それぞれの周辺機器との配線をといて,すべて一時的な別の場所(テンポラリと呼ぼう)に移動させなければいけない。しかも部屋が汚いので,床にあるすべてのモノも片づけてテンポラリに移動させる必要がある。さらに こたつを出したあと,今度はテンポラリのモノを元の位置に戻す作業が待っているのだ。合わせると結構な重労働である。
これらの作業が面倒なので,こたつ系のイベント(設置イベントと撤去イベント)は,個人的に年二回の重大なイベントと位置づけられている。
After:
重い腰を上げていつもの作業を行う。今回は多少掃除に手抜きをしたので,なんとか2.5時間ほどで終わらすことが出来た。去年の こたつ設置イベントは6時間かかったので,この数字は驚異的。
これで ぬくぬくと冬が越せるというものだ。
2006年11月23日
年一回の,学科内研究室対抗ソフトボール大会が行われる。
てっきり雨で中止だと思っていたのだが,「天気:雨,降水確率:50%」の予報を押しのけて,なんとか天気は持ちこたえていた。朝起きたら,雨は降りそうで降っていなかった。
ワタシのポジションは「カメラ」らしい。とりあえず記録係,兼任して打者をやる。よくわからんな。
うちのチームはシードで二回戦から。
結果はというと,二回戦:勝ち,三回戦(準決勝):負け,三位決定戦:負け。で,予想外に四位と健闘した。健闘した,っていうか一回勝っただけだけど。
個人的には4打数1安打で,それなりにそれなりな結果であった。
しかし残念なのは打率が下がったこと。過去2年は代打で出ていて,打数が少なかったせいもあってか,実は打率が10割だったのだ(おそらく2打数2安打程度)。
でもまあ,さすがに4打数もあればこんなもんだろう。たぶん明日は筋肉痛。
ものすごく寒かったけど,ひとまず皆様おつかれさまでした。
2006年11月27日
携帯電話を機種変したら,みんなにビックリされた。雨が降るんじゃないか? とか(実際今日は雨だった)。
というのも,昨日まで機種変を渋りに渋って,ずっとこの機種を使っていたのである。
「ディジタル・ムーバ N502it HYPER」という機種。一時期(2001年頃)流行ったので使っていた人も多いだろう。この携帯を6年間使ってきた。
調子の悪いところは無いので まだまだ使えるレベルだけど,急に壊れるリスクを考えて,生まれて初めて機種変をしてしまった。
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N502it を買ったのは遡ること今から約6年前,大学入試前の2001年1月24日。つまり,この携帯とは大学+大学院時代をまるまる共に過ごしてきたことになるわけで,いろいろと思い出深い。
ここで6年間の感謝の意を込めて,新しく買った「FOMA P903i」と比較をしてみよう。
比較もなにも,パッと見るだけで随分違うのが分かる。
まず背面液晶とか,N502it には無かった。背面液晶が付いた代わり……では無いだろうけど,大きい i-mode マークが消えてしまっている。調べてみるとこのマーク,FOMA になってからは付いてないようだ。
そういえば,昔は i-mode のことを「いもで」と呼んでたなぁ。懐かしい。ねこの國の いもで用ページなんてのもあるが,もはや化石化している。白黒だし。
もちろんだけど,N502it にはカメラの「カ」の字も無い。P903i は320万画素ですって。しかもオートフォーカス。たしか N502it を買ったころは,30万画素のパンフォーカスなデジカメを使っていた気がする。
いまは年中デジカメを持ち歩いているので,別にカメラは無くて構わないかも。
外観的に大きな差があるのが,やはりアンテナの存在。
いままで通話時には必ずアンテナを伸ばすようにしていたのだが,新機種には伸びるアンテナが付いていない。これは寂しい……まあどっちでもいいか。
アンテナが無いのが関係してると思うけど,デザインが上下が逆になっている。N502it はアンテナ方向,P903i はヒンジ方向が上。それに伴ってストラップの位置も動いているので,なんか変な違和感があるなぁ。
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性能面をみていくと,
○音
P903i:115和音,着うた
N502it:4和音
すでに「和音」とかで表現できるレベルを越えていた。N502it には作曲機能が付いているが,新機種には無い。というか,もはや作曲など不可能に近い。
○画面
P903i:262,144色
N502it:256色
色数は約100倍に。それ以外にも液晶の解像度とか,鮮やかさとか,全然違うのでビックリしている。
○通信速度
P903i:384kbps(下り)
N502it:9.6kbps
ISDN が ADSL になったときのような喜びが。Web ページが普通に見えるので,これは素晴らしいと思う。
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予測変換,バーコードリーダ,おさいふケータイ,外部メモリ,Bluetooth,GPS……。
機能面は挙げるともはやキリがないけど,GPS 搭載とかいう以前に,iアプリ搭載というだけで驚いているので,もはやどんな機能も真新しい。今頃になって初めて,自分で作った「風呂」という iアプリで遊ぶことが出来た。
問題は,ちょっとデカくなってることかな。幅が広くて持ちにくいのでしばらく難儀しそう。
なにはともあれ,これからn年間よろしく新携帯。
2006年11月29日
タイトルそのまんま。
今日,パケット代を見たら2500円ほどになっていた。まだ FOMA に変えてから3日しか経っていないのになぜ?
答えは簡単,携帯を変えたことで通信速度が桁違いに増え,それに伴ってやりとりする情報量も桁違いに増えていた為。これがいわゆるパケ死への序曲か。パケ死ブームから何年か遅れで味わうことになろうとは。
思い当たる節は……。
嬉しがって初めて携帯カメラで撮った写真を PC にメールで送ろうとしたこと。ファイルサイズが800KBもあることに送信中に気付き,20%くらいで中止したものの,これだけでたぶん200〜300円。
自作の着うたを知り合いのサーバからダウンロードしたのだが,これが500KBあったので約800円。などなど。
お〜怖い怖い。幸い無料通話の繰り越しがかなりあったため,いまのところのパケ代は無料で済んでいる。
参考に,と思って見た DoCoMo のパケット代の概算ページなんて,ところどころギャグとしか思えない。
>PDF:2Mバイト 3467〜3468円
>着うたフル:5Mバイト 8878〜8879円
いろんなサービスを使う人は,パケ放題に入らないと破産してしまう。そしてそうでない人は,間違ってサービスを使わないように注意しながら携帯をいじらないといけないのだ。なんて恐ろしいんだ,最近のケータイは。
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なんてつらつら書いたけど,きっとこんな議論,多くの人は数年前に済ませてることでしょう……。
使った分のパケット代を計算していると,インターネット接続が従量制だった時代のことを少し思い出して懐かしかった。