2009年08月08日

[今日の出来事]哀愁を感じる日記

 今日は淀川花火大会(Wikipedia)のよう。部屋にいても花火の音が地響きのように聞こえてきて、非常に気になる。

 例年この時期は旅に出ており、会場まで徒歩でいける場所に住んでいながら一度も花火を見たことがない。さりとて、とても50万の人ごみに飛び込んでいく気にもなれないので、間をとって寮内で見物できる場所を捜し求めることにした。

 カメラ片手にまずは最上階に行ってみたところ、窓に張り付いて一人でビールを飲んでいる哀愁漂う人が、「エレベータホールに行くとよく見えますよ」とまるでRPGの町の人のように親切に教えてくれた。そのエレベータホールには、暇な独身男性(私もだが)数人と寮のおばちゃんが集まっていた。みんな思い思いに写真や動画を撮っており、私もそれに習って写真を何枚か撮る。花火は充分すぎるほど良く見えたが、非常に哀愁漂う空間に私は涙した。花火の重低音が胸に響く。


 
 ドン!

 
 ドン!


 最上階から一階下に降りてみると、やはり何人かが写真や動画を撮っていた。そこでもしばらく花火見物をする。その後もう一階下に降りてみると、さすがに誰もいなかった。その代わりに、向かいのビルで仕事をしながら花火を見ている人たちが目に入った。派手で賑やかな花火大会も、視点をかえるとこんなにも哀愁に満ちているのだなぁと、私は改めて涙することとなった。


 


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 京都駅伊勢丹でやってる「大鉄道展」を見に行ってきた。遅い時間に行ったため、見終わった時点ですでに16時になっていた。今日の京都はすごい暑さで、人もいっぱい。そのうち京都世界遺産【全部】巡りをやろうと思っているものの、夕方に寺社巡りをするのも気が引けるため、結局は京都駅から一歩も外に出なかった。人はこれを、アウトドアひきこもりと呼ぶ。

 それはそうと、京都駅は何度来ても駅にビックリする。これほど万人がビックリする駅も他にないだろう。建築中の新しい大阪駅(≠新大阪)も、ビックリするような駅になるといいなぁ。


 


 京都駅をうろうろしていると、上の写真の矢印位置に通路があることに気がついた。みんな知ってるのかもしれないけど、私は今日まで知らなかったので相当ビックリした。空中経路というらしい。
 さっそく渡ってみたものの、通路からは下があまり見えないためか思ったほどドキドキ感は無い。この通路は下から見上げてこそ価値があるように思われる。

 いい通路を知って気分も良いため、ひさしぶりに京都タワーのへんてこな展示物(まだあるのだろうか)を見に行こうかと一瞬思った。しかし結局は、先に書いたとおり京都駅から一歩も出ることなく再び電車に乗った。
 新快速がかなり混んでいたため、初めて大阪~京都間を普通電車で移動してみた。どの駅の大阪方面行きホームにも浴衣姿の人が多かった。きっと淀川花火に行くのだろう。

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