2004年08月25日

北陸・能登旅行 3日目

いよいよ,この旅行の最終日。
周遊きっぷのかえり券他を使って,高山本線経由で大阪まで向かう。

●七尾 804→(特急サンダーバード14号)→859 金沢

七尾駅にて,昨日暗くて撮れなかった「のとホーム」を撮影しておく。x番線ではなく,独立した名前が付いているホームである。

周遊きっぷで再びのサンダーバードに乗り込み,七尾線を快走する。能登半島ともこれでお別れ。

金沢駅に到着すると,向かいのホームにトワイライトエクスプレスが止まっていた。実物を見るのは初めてだったので,外から豪華な内装を見て回る。
これに乗れるのは,果たしていつの日のことか……。

●金沢 920→1015 富山

金沢から普通列車に乗り換え,約1年ぶりに富山に降り立つ。駅前のポストの上の薬売りは健在。

ここで,後で乗る「特急ひだ」の特急券を先に買っておこうと,券売機のある みどりの窓口に入ったところ,隅の方に駅スタンプがあるのを発見。まるで隠してあるかのように,検索用のパソコンが置いてある机の下の棚みたいなところにひっそりと置かれていた。
こんなよく分からないところに置いて誰が押すのか,と思いながら,スタンプ帳に富山城のスタンプを押した。

●富山 1111→1129 岩瀬浜 1137→1156 富山

「ひだ」までまだ時間があるので,北陸最後の未乗盲腸線となった「富山港線」に乗車する。この路線はすでに第三セクター「富山ライトレール」に引き継がれることが決定しており,JR線なのもあと2年ほど。

車両は,電化区間なのにキハ120単行だった。合理化のために,朝夕以外はこれらしい。

この路線で注目なのは,JR線の最短駅間である「東岩瀬→大広田」間であろう。時刻表によると,距離は0.5kmとある。時間は2分になっているが,実際に走行している時間を測ってみると,約1分だった。互いのホームがすぐそこに見える距離である。短すぎ。

この区間に限らず,富山港線は全体的に駅間が短い。おまけにずっと住宅地を走っているので,駅ごとに客を拾い,帰りの単行ワンマン列車は鮨詰め状態となった。乗客が「2両くらい繋げばいいのに」とグチグチ言っていたので,日常的に混雑しているのであろう。

わずか45分で往復乗車は終了。

●富山 1309→(特急ひだ12号)→岐阜 1647

鈍行で行ったらほとんど一日仕事になる高山本線を,特急でぶっ飛ばす。それでも3時間半の長丁場である。
乗車率はほどほどであり,快適。また座席が一段高くなっているので,腰のあたりから窓があり,眺めは最高である。山の景色は好きなので,外を見ているとあっという間に岐阜に到着した。

写真は,富山駅。乗車した「ひだ」と,越後湯沢から来た「はくたか」。

●岐阜1709→(特急しなの16号)→1745 米原

この区間は,下りの特急だけが垂井駅を迂回する別線を通る。
時間的に鈍行でも全く問題なかったのだが,せっかく乗車券を持っているのだからと,特急券を買ってその垂井迂回線に乗っておくことにした。
ちなみに自由席特急券は,50キロまで730円である。それで岐阜→米原間はというと,49.6キロであり,うまい具合に50キロ内に収まってくれている。この辺のピッタリ具合は何かうれしい。

列車は大垣駅を通過してしばらくすると,右にカーブして単線の区間に入っていった。これが垂井迂回線。
知らなければ気付きもしないような些細なものだが,乗り潰しには重要である。ついでに乗れて満足。

●米原 1754→1914 大阪

最終ランナーは新快速。帰宅ラッシュに揉まれながら,何のことはなく大阪に到着した。

3日間の旅を終え,大阪からは高速バスで帰路についた。

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