2013年03月20日
またまたお久しぶりです。
更新があるということは、イコールもうすぐ「文学フリマ」があります。そして今回の文学フリマは、なんと初の大阪開催なのです。わー。
そんなわけで、告知です。
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第十六回 文学フリマin大阪
・開催日 2013年4月14日(日)
・開催場所 堺市産業振興センター イベントホール
・配置場所 D-29 「NEKOPLA」
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今回の新刊はいつもと少し毛色が違う、写真短編小説です。
写真短編小説とは何かというと、写真と、それに関する短編小説で構成される本です。タイトルは『まちかどフリップフロップ』で、書影はこんな感じ。今回、ひさしぶりにイラストも描いてみました。
まちかどフリップフロップ (イベント価格 400円)
街角にひそむ、ちょっと不思議なものを見つける「路上観察」。
本書は、路上観察ガールの<先輩>が、路上観察写真を見ながら恍惚と持論を繰り広げる短編小説です。
小説と合わせて、路上観察写真もフルカラーで多数収録!
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この本について順番に話をすると……それはいまから2年前、初めて文学フリマに参加したとき(そのときのレポート)に頒布した、『路傍画報』という路上観察写真集にまでさかのぼります。
この本、おかげさまで小好評(ひかえめ)で、持って行った分は全て売れてしまったのですが、
(1) なにぶん「自宅製本」ということもあり、作るのが面倒くさい
(2) インクジェットプリンタで印刷したため、製造コストが……
という理由により、以降、日の目をみることはありませんでした。
今回の新刊は、そんな不遇の『路傍画報』を現代に復活させよう! というところから始まった企画なのです。つまり、『まちかどフリップフロップ』は、『路傍画報』のリニューアル版という位置付けだったのです。……だったのです。
が、結局、蓋を開けてみると全然違う本になりました。
前述のように、この本の半分は短編小説です(約12000字)。
ストーリは、とある大学の「日常想像研究会」というサークルで、部長である<先輩>の持って来た『路傍画報』という一冊の本を元に進んでいきます。
そのため、小説の合間には『路傍画報』の写真(再掲)や、半分くらいは新しい写真を掲載しています。そんな本です。
本文のイメージ(見開き)はこんな感じで、写真と小説が掲載されてます。ご覧の通りフルカラーで、サイズは小さめのB6(横)という妙な形です。
どうぞ、お楽しみに。
既刊は、『日常想像研究所』と『めぐりコンプリート』を持って行きます(本の詳細はこちら)。その他の本は、残念ながら在庫なしです。
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――と、今回はなんだか急いで本を作ってサイトを更新して……というのをやっているのですが(なにせまだ1ヶ月近く前なのに、すでに印刷所への入稿が済んでいる!)、なぜかというと、4月の前半はアメリカ出張のため全く何の作業も出来ないのです。しかも帰国が4月13日(文フリ前日)の夜という、かなり絶望的なスケジュールなのです……なのです……。
はたして私は、文学フリマに無事に参加できるのか。飛行機が遅れない限りはきっと大丈夫だとは思いますが、ひとつ確実に言えるのは、時差ボケで眠さと戦っていると思われます。
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その他、お知らせです。すでにご存じの方もいるかと思いますが、なんと私のアマゾン箱蒐集活動を取材して頂きました。
●アマゾンの箱を全種類めざして集めている斎藤さんの、地味な苦労
ライターは、以前に東京カルチャーカルチャーのイベントにも呼んでいただいた、やきそばかおるさんです。この変な趣味を、すごく魅力的で面白い記事にまとめて下さいました。ありがとうございます!