2012年04月21日
前回、前々回に引き続き、5月6日に開催される「第十四回 文学フリマ」にサークル参加します。
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第十四回 文学フリマ
・開催日 2012年5月6日(日)
・開催場所 東京流通センター
・配置場所 オ-65 「NEKOPLA」
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なんだかんだで、三回連続、三回目のサークル参加。今回も「文フリ」合わせで新刊を作ったので、そのお知らせを。今月に入ってからいきなりパソコンが壊れて絶望してたけど、何とか間に合ったよ!
●新刊 「日常想像研究所」
(A5版/44ページ/オフセット本/300円)
表紙にもある通り、日常生活のあれやこれやを立ち止まって想像してみるという、説明しづらいコラム集です。
目次を見ていただければ、どんな感じか分かるようで分からなくてモヤモヤすると思いますので、ぜひお手にとってお読み下さいませ。文字数は約1万6千字、すべて書き下ろしです。
表紙に帯が付いてるように見えますが、帯のような表紙なだけで、物理的な帯は付いてません。
【目次】
・エアコンの配管センス
・めざせ検索結果0件
・電車内のエントロピー
・通勤トライアスロン
・官製だったハガキ
・暖房の秩序
・朝の徒競走
・同じ間取り展
・レジのスタック構造
・自販機型シュレッダー
【まえがきより】
『日常想像研究所』は、日常の何気ない発見や疑問についてあれこれ考え、面白さの構造を想像してみよう、という趣旨の本です。
……と言われても分かりにくいと思うので、何か端的に表す方法はないものかと考えてみました。それで思い付いたのが、表紙にある『とまれみよ』の標識です。 この標識は滋賀県で撮影したものですが、滋賀に限らず多くの遮断機のない踏切(第4種踏切という)に設置されています。 そして標識に書かれてある『とまれみよ』は、遮断機がなく電車がいつ来るか分からないので、いったん立ち止まって周りをよく見てから渡りましょう、というメッセージです。どうせそんなタイミングよく電車なんて来ないだろうと素通りするのではダメ。どんなに無駄に思えることでも、「一度立ち止まってよく見てみること」。これが第二のステップ。 本書はこの『とまれみよ』の精神で、あれやこれやを考えていきます。基本的に何も解決しないし、何の役にも立ちませんが、これを読んで少しでも「あっ!」と思って頂ければ幸いです。 |
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そのほか、既刊の2冊も販売します。詳細な紹介はリンク先を参照→こんなの。
●「タイムカン読本」
(A5版/34ページ/オフセット本/400円)
↑ タイムカン回収の舞台裏や、秘密の埋蔵計画が明らかに!? 10年分の出来事がギュっと詰まった、衝撃の私的「タイムカン」十年史! |
●「日常⊇非日常」
(A5版/36ページ/コピー本/300円)
↑ 日常にあるけど、多くの人がその面白さに気付かない、そんな「日常の中の非日常」に気付く本。おみくじ蒐集の魅力とは!? 大学名規模のヒエラルキって一体何のこと?? |
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また、一部で好評だった「10年間土に埋めてから掘り出した、例のタイムカン展示」も行う予定。前回の文フリではビニルに入れた地味な展示でしたが、今回は少しバージョンアップしてるので、こちらもぜひご覧下さいませ。
会場でお待ちしております!