2006年01月01日
あけましておめでとう。
今年も銭湯で年を越した。年越しジャンプはちゃんとサウナでやっているので,ご心配なく。
去年と同じ時間,同じ場所で,全く変わらぬ光景が広がっているのに,もう1年も経っている不思議。湯につかって,この1年であったことを振り返りながら,1年の重みを実感する。次の1年は何が待っているだろう。
(ちなみに去年の正月)
↑行った銭湯,えびすの湯 | ↑いまだにクリスマスの浮かれ電飾で彩られる銭湯 |
銭湯から出ると,いったん家に戻り,明け方には初日の出を見るために再び出かける。その後は,日本一低い山の神社(?)で初詣だ。
昨年一年を振り返り(銭湯),新たな年に思いを馳せ(初日の出),そして今年一年の願をかける(低い山),というのが去年からできた正月の流れ。特に今年は就職活動を控えているため,初詣は欠かせまい。年も明け,心機一転の良い機会にしたい。
さて初日の出を見るため,朝の5時に出発して山を登った。数年前までは徒歩で登っていたが,最近はもっぱら車(トラック)を出してもらっている。寒そうに徒歩で登っている人たちを尻目に,悠々と山頂に到着した。日の出は7時頃なので,1時間ほどトラックのコンテナ内で与太話をしながら待機する。
↑毎年正月に居る阪神柄のたこ焼き屋 | ↑DQNカーも顔負けの けんぢトラック |
しかし今年は天気が悪い。曇っていたが一応 日の出が見えた去年とは違い,今年は雲が空全体を覆っている。そのせいか例年より人も疎らである。
もしかしたら……という淡い期待を持っていたが,結局,日の出の時間になっても太陽は顔を出さなかった。まあ,こんな年もあるさ。
気を取り直して,我々は次なる目的地,弁天山に向けて出発した。
↑ついに山頂にも電飾が | ↑例年にはないイベントも用意されていたが,肝心の日が出ず,寂しさを誘う |
日本一低い山,弁天山到着。山頂の神社(?)で新年の祈祷(?)が行われていたようだが,ちょうど終わったところだった。結構人も集まっている。
さっそく登山をし,山頂の神社を初詣た。おみくじは中吉。昨年の夏に凶を引いたことを考えれば,大きな進歩である。
↑毎度おなじみの日本一低い山,弁天山 | ↑相変わらず富士山形の電飾が取り付けられている |
山の麓(?)では,地元の方が甘酒をふるまってくれていた。おいしく頂いていると,なんと雲の合間から うっすらと日が!
普通の山の山頂ではあれほど曇っていたというのに。これはきっと,日本一低い山が起こした奇跡であろう(適当)。
↑意外と人が集まっている | ↑日本一低い山が起こした奇跡(恥ずかしいセリフ禁止) |
今年は良い一年になるだろう。そんな気にさせる一連の新年の出来事であった。
今年もよろしく! |
2006年01月03日
いよいよ今晩から旅に出るので,旅支度をしている。
明日は只見線に乗る予定でいたんだけど,この天気ではまず無理かな……。何日か前からずっと雪で止まってるみたいだし。てなわけで,急遽代替案を考え中。
会津地方は明日大荒れみたいだから,避けた方が無難だろうか。宿の都合もあって非常に悩ましいんだけど,もう出発まで数時間。あぁ,どうしよう,どうしよう。
どう見ても一波乱ありそうな気圧配置でありますが,なんとか函館まで行って1週間後に帰ってきます。それまで,さやうなら〜。
北へ行こう ランララン♪
ということで,この冬は東北を縦貫し,函館まで抜ける旅程を立てた。
冬の時期に雪の多い地域へ行くのは,南国育ちの身にはとても新鮮であろう,と軽く思っていたのだが……。蓋を開けてみると,戦後最大級ともいわれる大寒波の影響で,鉄道ダイヤはズタズタだし,雪もありえないくらい積もっていて,軽く遭難気味の旅行になってしまった。
常に天気予報を気にかけながら,北上すること1週間。そんな旅行の始まりは,いつも通りの大阪行き高速バスから。
2006年01月04日
2006年01月05日
朝のニュースで,秋田あたりが凄いことになっているという情報を得る。周辺の路線は,軒並み運休しているらしい。
4日目は秋田に行く予定にしていたが,これは今日の天気によっては予定を変更せざるをえないかも……,なんてことを考えながら,とりあえず今日は山形まで向かう。明日のことは明日考えよう。
2006年01月06日
秋田は今日も大雪らしい。
東北の全県庁所在地をまわることを目的の一つにしていた この旅行であるが(実はそうなのだ),開業後初めて秋田新幹線が運休するなど,いまの秋田には未曾有の危機が訪れていた。
この日はその秋田まで行く予定だったが,この調子ではとても無理そう……。朝のニュースを見て決断し,急遽,盛岡行きのルートを立案。この日は盛岡に向けて出発することになった。
続きを読む "東北・函館旅行 4日目" »2006年01月07日
秋田に行くつもりが,大雪で近づくことができず,結局 盛岡止まりになってしまった4日目。
すでに大幅に予定が狂っているので,5日目の日程も変更せざるを得ず,ホテルの部屋で代替案を練っていた。
東北の全県庁所在地を目指すという目標は叶わなかったものの,せめて秋田県には上陸したい。そう思った我々は,秋田駅には行けないにしても,なんとか秋田県に向かうルートを立て,とりあえず花輪線で大館へ向かって出発することになった。
続きを読む "東北・函館旅行 5日目" »2006年01月08日
2006年01月09日
2006年01月13日
9日に旅行から帰ってます。
今回の旅行は,まさに寒波と共に東北へ行き,寒波と共に去った感じであった。
その雪のすごさには驚いたし,鉄道ダイヤも乱れまくりで,秋田市なんかは完全に孤立して近づくことすら出来なかった。東北の全県庁所在地を巡る予定を仕方なく途中で変更したんだけど,変更後の旅行もそれなりに良いものになったから,まあそれはそれで良かったかも。
ともあれ,日常生活では味わえない,「ありえない」体験のできた素敵な旅であった。ありえない詳細はまた後々に。
とりあえず分かったこと,雪は怖い。四国に帰ってきたら,まずはその穏やかさにホッとした。