2011年01月23日
年の初めに、徳島にある日本一低い山「弁天山」に上りはじめて、早7年目。今年も年が明けてすぐに弁天山へ行ってきた。そんなわけで早速ご覧ください、これが今年の弁天山だ!
……と、勢いよく「今年の」と言ってみたものの、相手は山なのでそうそう変化するものではない。富士山型の電飾は相変わらずだし、ライトアップも特に変化しているようには見えない。違いが分かるように、過去の弁天山の写真を並べてみる。
2007年の写真がないとか(たぶん行ってない)、昔のは同じアングルの写真がない(しかも昼)とかいろいろツッコミどころがあるけれど、今も昔も変わらぬ弁天山であった。
参考までに、10年前の弁天山の写真も特別に公開しよう。
10年前も変わらぬ弁天山であった。
そんな昔話はさておき、今年の弁天山トピックス。山頂に設置されている記帳所の中に大きな変化があった。まず、去年2010年の記帳所は以下の様子であった。
中には、おみくじや記帳用の和綴じノート、山の資料などが収められている。毎年ここでおみくじを引くのが恒例となっていたのだが、今年の記帳所は少し様子が違っていた。
唐突に、福山雅治がいた。
あまりに唐突すぎて一瞬意味が分からなかったが、記帳用ノートのコピーがあることから、おそらく福山氏が弁天山を訪問したであろうことは想像できる。実際に、ツアーで徳島に来た際に立ち寄ったのが発端でこうなったらしい。福山ファンにとっては、この弁天山はいわゆる聖地と化したのだろうか。ところで、おみくじはどこへ行った?
記帳ノートに有名人というパターンは、私は過去に青森の三厩駅で見たことがある。
三厩駅には、NHK「鉄道乗りつくしの旅」の途中で、旅人の関口知宏さんが記したノートが飾られてある。記帳ノートのコピーと本人の写真が飾られている点で、弁天山のそれとよく似ている。やはり、おらが町に有名人が来たとなると、浮かれて記帳ノートを掲示したくなるものなんだろうか。
閑話休題。ついに有名人が訪問するまでになった弁天山、今後ともこの山から目が放せない。それでは、また1年後の正月に。
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『そうだ 弁天山、行こう。』
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