2009年10月03日
約2ヶ月ぶりにバイクのエンジンをかけた。2年前の春に買ったバイクも、最近はワンシーズンに1回程度しか乗らないようになってしまった。そろそろ手放し時かと何度も思ったけれど、維持費もほとんどかからないので、結局はまだ駐輪場の肥やしとして活躍してもらっている。たまに乗るのが趣味なのだと思うと、それなりに納得ができる。事実、たまに乗ると面白い。
そんなバイクに乗って、いつもの巡回先である舞洲(まいしま)に行ってきた。
舞洲は大阪港ら辺にある人工島。バイクに乗ると、ほぼ100%ここに来ている。頻度からすると、たまにここに来るためだけにバイクを持っている、と言っても過言ではない。ただ、行って何をするわけでもなく、ほとんどの場合は以前見学に行った環境局舞洲工場や、何かの会社のデッカい建物などを見て満足している。
↑以前に撮影した大阪市環境局舞洲工場
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今日はたまたま「夢舞大橋」の付け根部分が格好いいことに気付いたため、その写真を撮るのを主な目的とした。格好いい部分というのは、この部分である。
橋なのに、なんでこんなに格好いいことになっているのだろう。帰宅してからさっそく調べてみると、なんとこの夢舞大橋は可動橋だと知る。Wikipediaの夢舞大橋の項が詳しい。写真に撮った部分は、橋をジャッキアップさせるための緩衝桁と、稼動時に回転軸となる部分だったようだ。
夢舞大橋はずっと気になっていた橋である。対岸は同じく埋立地の夢洲(ゆめしま)で、地図を見る限りでは明らかに何もなく、これだけ何もなさそうだと逆に行ってみたくなる。ただ以前から「工事車両以外は通行禁止」と書かれてあったため、まだ実際に渡ったことはなかった。
それがどうだろう。先ほどの地図を見れば一目瞭然だが、なんと夢洲の南岸まで道がつながって、お隣の咲洲(さきしま)に渡るトンネルが出来ているではありませんか。つい今年の8月に開通したらしい。ということは、これで堂々と橋を通行できるようになったということか。今度バイクを動かすときは、この夢洲を目的地としよう。
↑夢舞大橋とバイク。右下の黒いのが私のバイクで、いっぱい停まっている車はたくさんいた釣り人のもの。
↑舞洲から望む、夢洲と咲洲。キリン(正式名称は何て言うんだ?)が立ち並ぶのが夢洲で、高いビルが立ち並ぶのが咲洲。一番高いビルがWTC(日本で3番目に高い建物)。
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ところでこの夢舞大橋、可動橋ということは動くことがあるのだろうか。いろんなブログで過去の開閉の様子が掲載されているのを見ると、どうやら年に1回だけ開閉訓練を行っているらしい。ただ毎年の訓練日時を書いてあるページはどこを探してもなかった。
そんな中で、最終的に辿り着いたのが第五管区海上保安本部の「五管区水路通報」という、船舶の運航に有用な情報を提供する、とうてい一般人には縁のなさそうなページ。この通報をしらみ潰しに見ていくと、阪神港(過去は大阪港?)、大阪区、第1区に船泊禁止情報が出ることがあり、 その情報の内容を見ると船泊禁止=夢舞大橋の開閉によるものだと分かる。
というわけで過去の開閉日を調べてみた。
・2004/11/21(開閉失敗)
・2005/10/30(開閉失敗)
・2005/12/04(開閉初成功)
・2006/10/29
・2007/10/28
・2008/10/26
開閉失敗というのは、Wikipediaに書かれてある
>2004年と2005年10月に2回の開閉訓練を行ったが、機器がうまく作動せず開閉できなかった。2005年12月4日の訓練で開閉に成功した。
という情報と照合して判明した。
この傾向からすると、今年は10月25日かな? 来週あたりの水路通報に乗りそうなので、チェックしてみることにしましょう。
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