2004年03月13日
大学の粗大ゴミ置き場にカメラが大量にあるよ〜、との知らせを受け見に行ってみたところ、骨董品の山。建築工学科のゴミらしい。呼称が分かんないけど、なんか一見してクラシック!って感じのものがたくさん捨ててあった。
価値のほどは分からんが、とりあえず手頃なサイズで、おもしろそうなものを拾ってきた。
・シグマ AF 50mm F2.8 MACRO
何の変哲も無いレンズ。特に目立った傷もないのに、捨てるとはもったいない。
ただ、どこのマウントか不明。ニコンではなかったので、とりあえず使えるカメラが無い!
・アサヒペンタックス スポットメータ
アナログな測光計。ファインダを覗きながらボタンを押すと、針がピッと振れる。使用期限が85年の006Pが入ってたんだけど、それでも問題なく動いているのが凄い。
特に使う予定は無いが、すぐに測光できるのは良いであろう、たぶん。
・オリンパス PEN-D2
ハーフサイズカメラ……らしい。普通の1コマ分に2コマ撮影するらしく、例えば24枚撮りフィルムで48枚撮れるらしい。こんなのあるんですなぁ。ただし、電池を入れても露出計の針が動かない。
というわけなので、はじめてのカメラ分解。幸いこのカメラ、露出計はただ付いてるだけで、カメラ自体は機械式のフルマニュアル。機械系にノータッチで修理(といっても基板を掃除しただけだが)ができた。
あとはボディの清掃。元大学の備品なので、ボディにマジックで備品No.は書いてあるし、貼ってあった備品シールはボロボロになって、糊だけがベッタリ残っている。これをシール剥がし剤を使いなんとか溶かし、あとはアクリル溶液でボディを磨く。
そんなわけで、ほぼ完全復活した。満足満足。その代わり、部屋がかなり溶液臭い。
この前大量にもらったモノクロフィルム+ハーフサイズカメラという組み合わせは良いかもしれない。しかしあんまり変なことをすると、現像代を高く取られそうな気がするという諸刃の剣。
http://www.nekopla.com/nnk/mt3/mt-tb.cgi/41
ハーフサイズ…今80代の父方の祖父が持っていたカメラがそうだったなぁ。そのカメラが壊れた時に、父が祖父に「もうハーフサイズのカメラはつくってないの!」などといっていたっけ。
現像代も心配だが、今の写真屋でハーフサイズのネガを扱ってくれるのだろうか。インデックスプリントとかCD-R書き込みとか、どうするのかな。
調べてみたところ、ハーフサイズが隆盛を極めていたのは、60年代みたいですね。
そう言われるとたしかに、今さらプリントしてくれるんでしょうかなぁ。何も言わなければ、2枚分の写真がくっ付いたのが1枚の写真になりそうな……。
モノは試し、ボチボチなんか撮影してみます。
PEN-EEを持ってますが、味のある写真が撮れます。
ネガはあたりまえだけど半分の大きさの画が記録され、
プリント時にハーフと指定するとプリントは普通に
できると思います。
たぶん現像代は普通ではないかと。
R書き込みはやったこと無いですね。
レッツチャレンジ!
なるほど、プリントは普通に出来るんですね。
R書き込み、試してみる価値はありそうです。
ただ、拾い物なのでやはり露出計の動きが怪しいなあ……。
ハーフプリント以前に、ちゃんと写真が撮れるのだろうか。