新しい遊び」カテゴリーアーカイブ

[DPZ] ぶらり郵便ポストの旅

デイリーポータルZに寄稿しました。

『ぶらり郵便ポストの旅』
http://portal.nifty.com/kiji/150707194007_1.htm

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ずっと気になっていた「ポストの路線図」を解き明かすべく、ついに実地調査(郵便取集車を追いかける)を行いました。結果的に出来上がったのが、上の路線図。

誰か他の路線も調査してくれないかなあ、と密かに願っています。

iOSのアイコンを端に追いやる遊び

iPhoneやiPadを持っているみなさんは、アイコンを端に追いやって遊んだ経験はないだろうか。
今回はそれで遊んでみようと思う。

アイコンを端に追いやるというのは、つまりこういうことだ。

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ホーム画面でアイコンを右に追いやろうとすると……

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指を離したとき「それ以上は行けません!」という感じで、アイコンが反発して戻ってくる。

この反発に負けず、どんどんアイコンを右に追いやっていくのだ。

どうやるかというと、

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まずアイコンを右にスライドさせる。タップを離すと反発して戻ってしまうので、指はそのままに。

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この状態で画面左の方にもう一本指を置き、それを静かに右にスライドさせながら、最初に置いていた右の指を離す。

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すると左の指でアイコンの反発を引き留めることができるので、それをそのまま右にスライドさせ、追いやる動作を継続する。

これをタイミング良く繰り返すと、アイコンをどんどん右の方へと追いやって行くことができる。

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アイコンは右に行けば行くほど強い力で元に戻ろうとするので、気を抜かずに徐々に端へと追いやって行くのだ。

この様子を動画で見てみよう。


ちなみに、次の動画のように、アイコンが元に戻ってしまった場合は失敗になる。


どうだろう。楽しくないだろうか。楽しいでしょう!(強要)

アイコンを端に追いやるのに慣れてきた方は、今度は片手にも挑戦してみたい。

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片手でやる場合もやりかたは一緒なのだが、早くしようと思うと、絶妙のタイミングで二本の指を交互にタップして、画面に指が触れてない瞬間がないようにしないといけない。これが結構難しい。指で競歩をやっている気分になってくる。

少しでもタイミングを誤ると、アイコンは左の方へと引き戻されてしまう。
この引き戻される力に負けず、アイコンが全て画面右端に隠れて見えなくなったらミッション完了。お疲れ様でした。

と、まあ、ただそれだけの遊びである。

電波時計に最高の贅沢を

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うちにある電波時計は、ほとんど電波を受信することがない。おそらく、鉄筋コンクリートのマンションに住んでいるせいだろう。

それなのに、毎日決められた時間に電波の受信を開始し、必死に時刻合わせをしようとする電波時計。そんな姿を見ていると、本来の性能が発揮できない場所に置いている私が悪いように思えてきて、何だか申し訳ない気持ちになってきた。

『電波時計を、思いっきり電波が受信できる場所に連れて行ってあげたい』

そんな思いを抱いた私は、電波時計と一緒に旅に出た。目指すは、電波の発信源である「はがね山標準電波送信所」である。

電波時計の憂鬱

電波時計が受信している電波(標準電波という)は、福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」と、福岡県と佐賀県の境界にある「はがね山標準電波送信所」から送信されている。そして日本列島のほぼ全域が、この2箇所から送信された電波でカバーされているようだ。

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私が住んでいるのは大阪なので、どちらの送信所からも500km程度の距離がある。それでも外に出れば、それなりに標準電波を受信することができる。実際に、私が使っている電波受信機能付きの腕時計は、外出した時に時刻を合わせるようにしている。

しかし、これが鉄筋コンクリートの建物内となると、電波の受信は絶望的と言ってよい。私の家にある2台の据え置き型電波時計も、毎日がんばって受信しようとしているけれど、残念ながら全く受信できていない。

ここで、今回登場してもらう我が家の電波時計を紹介したい。

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(1) SEIKO KR314M
目覚まし時計として、枕元で使用している電波時計。しかし全く電波を受信できないので、最盛期(?)には10分ほど時刻が進んでいた。

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(2) CASIO DQC-100NJ
デスクに置いて、日常的に使っている電波時計。日付表示が大きいので重宝しているが、やはり全く電波を受信できない。

これらの電波時計は、私が言うのもなんだけど、すごくがんばっている。どれだけがんばっているのか、1つ目のSEIKOの電波時計の場合を見てみよう。

この時計は、取説によると一日に8回、自動的に電波を受信する設計になっているようだ。つまりは、一週間で56回、一ヶ月で240回、一年ではなんと2920回もの受信動作をしていることになる。
しかし、7年ほど使っていて、電波を受信できたのは実に1回だけである。その1回もほとんど奇跡と言ってよく、たまたま受信できているのを発見した時には、思わず部屋の中で狂喜乱舞してしまった。

こんな風に、そのほとんどが失敗に終わるにも関わらず、従順に電波を受信しようと試みる電波時計。本当に、毎日ご苦労様である。
そんな電波時計の労をねぎらうべく、電波を思いっきり受信できる場所に連れて行ってあげよう! と思うのは、人間の感情としては間違ってないだろう。いや、むしろ連れて行かせて下さい! と願い出たいほどである。

そんなわけで、これら2台の電波時計を携えた私は、一路福岡へ向けて旅立ったのであった。

はがね山標準電波送信所への道

「はがね山標準電波送信所」は、福岡市内から車で約1時間半、そこから徒歩で1時間ほど山を登った先にある。普段あまり運動しない私にとっては、決して楽な道のりではないけれど、電波時計のことを思うと足取りが軽くなる。
待ってろよ、もうすぐ存分に電波が受信できるぞ!

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はがね山への登山口には、「白糸の滝」という観光名所がある。そこの駐車場にレンタカーを止めさせてもらい、いざ山の頂へ。

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多くの親子連れがヤマメ釣りや流しそうめんに興じるのを横目に、私(と電波時計)はひと気のない道へと足を踏み入れた。

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送信所への道は、自動車も通れるよう舗装されているため、歩きやすい。送信所の職員にとっては、通勤路ともなる大切な道である。

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そんな道を10分ほど進むと、看板の群れが現れた。ここから先が、送信所専用道路である。

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看板にも書かれてある通り、ここからは立入禁止なのだが、よく見ると「登山者以外の」という但し書きが付いている。後で分かったのだけれど、この送信所内には羽金山の三角点があるため、登山者だけは通行を許可してくれているようだった。
そのありがたい措置に感謝しつつ、そのまま中に立ち入らせてもらう。

しかし、ここまで来ただけで、私の身体はすでに汗だくになっていた。特に、普段持ち歩かない置き時計を2つも持っていることが、多少の負担になっていたのは確かである。とは言っても、ここで挫けるわけにはいかない。「いやいや、苦労して電波時計を連れて行くことに意味があるんだ!」と自分を奮い立たせた。

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途中、「デッカ橋」と手書きされた橋(たぶんデッカ橋)を渡ったりしながら、単調な道を登ることさらに数十分……

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あ、アンテナが見えてきた!

ここから先は、あっという間であった。
そして大阪を出発してからおよそ6時間30分、ついに念願の「はがね山標準電波送信所」に到着した。

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いざ送信所の敷地内へ

門のところのインターホンで中の人に連絡すると、送信所の敷地内に入れてもらうことができた。

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さすがに真下から見上げるアンテナはど迫力だ。なんと言っても、でかい! 高さは200mあるという。まわりに何もないので、その大きさが分かりにくいのだが、200mというと東京タワーのおよそ2/3である。かなり広角のカメラを使わないと、全景が抑えられない。

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アンテナからは、何本ものワイヤが伸びている。これら全てが合わさって、アンテナとして機能しているという。全体を見ると傘みたいな形になっているので、こういうのを傘型アンテナと呼ぶらしい。

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改めて送信所の全景図を見ると、200mのアンテナが立っている局舎を中心に、各ワイヤにアクセスするための道が延びている。RPGのマップみたいで面白い。

それにしても、ここが大阪で受信していた電波の発信元かと思うと、電波時計でなくとも興奮してしまう。ましてや、電波時計にとっては、この場所は聖地とも言うべき重要な場所である。電波時計の興奮たるや、いかなるものだろうか。

さて、ここからは念願の電波受信タイムに移ろうと思う。

標準電波について

……と、その前に、電波時計が受信する標準電波について少し調べてみた。せっかく受信するのだから、それがどんなものか知っておいても損はないだろう。

情報通信研究機構のウェブサイトによると、標準電波送信所から送られる標準電波には、タイムコードと呼ばれる時刻情報が乗っている。電波時計は、そのタイムコードを見て時刻を合わせているようだ。(かなり大雑把な説明なので、詳細が気になる人は自分で調べてね)

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(クリックで拡大)

タイムコードは、現在の時・分、1月1日からの通算日数など、現在時刻を表す60bitの情報である。そしてこれは、毎分0秒から1秒ごとに1bit、つまり1分間かけて全60bitが送信されている。そのため、電波時計の時刻合わせには、最低でも1分はかかることが分かった。

また、ノイズなどの影響によって、正しくタイムコードが受信できない場合がある。そのため、通常はタイムコードを複数回受信することで、その精度を上げているらしい。この辺は時計によって違うので正確には分からないのだけれど、最高の環境で電波を受信したとしても、少なくとも2~3回のタイムコードを受信、つまり時間にして最低でも2~3分はかかると見てよいだろう。

さて、私の電波時計は何分で時刻合わせが出来るのか、これも楽しみにしておこう。

念願の電波受信

そして、いよいよ受信の時が来た。はるばる大阪から持って来た電波時計を取り出し、セッティングにかかる。

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ここで、標準電波受信によって時刻がピッタリ合うのを確かめるため、2つの時計を次のように準備した。

 ・左の時計(SEIKO)は、あらかじめ正確な時刻に合わせておく
 ・右の時計(CASIO)はわざと時刻をずらしておき、その状態で電波を受信
  → 成功すると、2つの時計の時刻がピッタリ合う

その贅沢な電波受信の様子は、是非とも動画でご覧頂きたい。


結果、右の時計(CASIO)で標準電波を受信し、見事3分10秒ほどで時刻の修正が完了した。

動作を見てみると、まず標準電波を2回受信し、3回目の受信のラストでタイミングを計って時刻を合わせるという、理論的にもほとんど最速と思われる、かなりの好タイムをたたき出している。

こんなにも贅沢な環境で標準電波が受信できる電波時計は、おそらく数億個に一個くらいなものだろう(憶測)。電波時計も、気持ち嬉しそうに見える気がしないだろうか。ああ、本当に電波時計を連れて来てよかった! そう思える至高の瞬間であった。

(もちろん、もう一個のSEIKOの時計の方も電波を受信させました)

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そんなこんなで、私と電波時計との旅は無事に終わったのであった。
電波時計は、また電波的に不自由な生活に戻るであろう。しかし、「はがね山標準電波送信所」で標準電波を受信した思い出は、いつまでもその心の中(クオーツ?)で生き続けるだろう。たぶん。

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私と同じく、電波時計を連れ出したい方、または電波時計が電波を受信しないとお悩みの方も、ぜひ「はがね山標準電波送信所」に行ってみて欲しい。ちなみに職員の方の話によると、敷地内の草むらにはマムシが出るらしいので、同じようなことをされる方はご注意を!

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最後に電波時計と一緒に記念撮影した。

(※記載の内容は、2014年6月15日時点の情報です)

「この支配からの卒業」を促す遊び

私たちは、いろんなものに支配されている。それは例えば、夜の校舎の窓ガラスを壊してまわる衝動にかれられるような支配もあれば、もっともっと無意識下で存在している支配もある。

分かりやすいのは、デイリーポータルZに掲載された、小野法師丸さんの『布団で睡眠エブリウェア』という記事である。私はこの記事が大好きで、事あるごとに思い出しては支配と自由について考えている。

さて、記事の中で法師丸さんは何をしているかと言うと、単に布団を外に持って行ってあらゆるところで寝ている、というだけである。ただ私には、この「布団を外に持って行って」という部分に、すごく自由を感じるのだ。

それこそ「外で寝る」なんてのは、アウトドア趣味の方にとっては普通だろう。しかし、アウトドアの場合は布団では寝ないと思う。外で寝るには、外で寝るなりの装備があるのだ。これは言い換えると、私たちは、「布団は家の中で使う」という当たり前に、無意識のうちに支配されていると考えることができる。

公序良俗に反す場合は別として、布団を外に敷いてもいいだろう。敷きたければ敷けばいいし、それが自由だと思う。

……と、ここまでが人間目線での支配と自由の話。では、布団の目線で考えたらどうだろう?

布団はこの世に生を受けて、いろんな流通を経て家庭の寝室に配属される。そこからは、たまの晴れた休日にベランダに干してもらう以外は、基本的にはインドア生活である。

私には布団の気持ちは分からないし、布団はそもそも布団である。しかし、そんな不条理を無視して布団に感情移入して考えてみるならば、布団ももっと外に出たいのではないか。犬だって散歩に連れて行けば喜ぶし、布団も同じなのではないか。私たちが「布団を外に持って行く」という行為は、布団にとってみれば、普段のインドア生活と比べて、より強く自由を感じられるのではないだろうか。

「布団を外に持って行く」という行為は、布団に対して課せられた見えない支配から布団を卒業させるという、そういう意味を持っているのではないか。そんなことを考えるのだ。

■ レンタサイクル編

同じようなことをレンタサイクルに対しても考えている。

写真は、私が北海道の美瑛に行ったときに借りたレンタサイクルである(美瑛なので、BAAマークが駄洒落みたいになってるなあ、と思って撮った)。この自転車は毎日忙しく働いているので、フレームが傷だらけになっているのが分かると思う。ただ、このようにボロボロになるまで乗り回されてはいるものの、遠方まで出張っているかというと、そうではない。

レンタサイクルは主に観光地で貸し出されていて、基本的には周辺の観光エリアを効率よく回るための足となる。つまり、レンタサイクルの行動範囲は、その観光エリア周辺に限られているのである。

観光地によっても違うだろうけど、観光客が自転車に乗ってどれだけ動くかを考えると、せいぜい半径5kmがいいところだと思う。レンタサイクルは、その半径5kmの世界で生きているのだ。

しかし、その半径5kmというのは単なる人間の都合である。別にレンタサイクルで美瑛から札幌まで行ってもよかったのだ。……とは言っても、もちろん行かないけれど、きちんとレンタルの約款に基づいていれば、行くのは自由である。箱入りのお姫様をお城からお忍びで連れ出すかのように、レンタサイクルをその見えない支配から卒業させることは可能である。

いずれ、レンタサイクルで全国行脚の旅に出たい。

■ 電波時計編

我が家には3つの電波時計がある。

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ただ、鉄筋コンクリートのマンションに住んでいるせいか、ほとんど電波を受信することがない。時刻情報の乗った電波を受信し、常に正確な時刻を保てることが特徴の電波時計なのに、肝心の電波を受信できないのは相当なストレスとなるに違いない。

しかしそんな状況でも、我が家の電波時計は毎日決められた時間に電波の受信を始めている。ほとんど受信することはないにも関わらず、けなげに電波を受信し続ける電波時計……泣けてくる話である。

ちなみに、国内には時刻情報を送信する「標準電波送信所」が2箇所ある。福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」と、佐賀県と福岡県の県境にある「はがね山標準電波送信所」である。

私は西日本に住んでいるため、うちの電波時計ははがね山から飛んでくる電波を受信しているのだろうと思う。電波に対しては、そんな遠くからはるばるよく来たなあと感心するものの、電波時計にとってみれば、やはり新鮮な(という表現は科学的ではないけれど)電波を思いっきり受信したいだろう。電波時計には、不自由をかけてすまない気持ちになってくる。

これも近いうちに、我が家の電波時計を持ち出して、はがね山の近くで標準電波を受信させてやりたい。それが、電波時計にとっての「支配からの卒業」となるだろう。

再配達電話選手権

通販をよく利用するので、頻繁に荷物が届く。どれくらい届くかというと、アマゾンの箱が次から次へと集まってしまうほどに、たくさんの荷物が届くのである。

とはいえ、平日はほとんど家にいないため、必然的に再配達の依頼をすることが多くなる。最近はネットで簡単に再配達依頼が出来るし、特にヤマトは不在通知をメールを飛ばしてくれるので、出先からでも再配達依頼ができて非常に便利である。

だがしかし、こう毎度のように再配達依頼をしていると、だんだん再配達依頼をするのにも飽きてしまったのだ。こんなに便利になったというのに、なんと贅沢な悩みであろう。

そこで、何か面白い方法はないかと思って考えたのが、以下の遊びである。

再配達電話選手権

説明しよう。再配達電話選手権とは、宅配便の再配達電話をいかに早く終えられるかを競う選手権である。(別に競わなくても良い)

ヤマト、佐川、ゆうパックなどの大手業者の場合、ポストに入れられている不在票に、電話による24時間自動受付のやり方が記載されている。

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不在票には、上の写真のように受付の手順が書かれているが、通常は電話での自動アナウンスを聞いて、その案内通りに番号をプッシュしていく人がほとんどであろう。しかし、実はアナウンスを全て聞かなくても、フライングで番号を入力することが可能である。

例えば、『お客様の電話番号を入力して下さい』というアナウンスがあったとすると、最初の『お』が聞こえた時点で番号をプッシュしても大丈夫である。ただし、あまり急ぎすぎて『お』と言う前に番号をプッシュすると、『もう一度やり直して下さい』というようなアナウンスが流れて、受付は失敗する。

もうお分かりだと思うが、アナウンスを聞かずに早く番号をプッシュすることによって、再配達電話の通話時間はどんどん短くできるのである。そのタイムを競うのが、再配達電話選手権である!

さて、タイムを縮めるためには何をすべきだろうか?

(1) 番号をプッシュできるタイミングを見極める

これは、何度か失敗して覚えるしかない。前述のように、あんまり早くプッシュしすぎると失敗する。私の感覚では、アナウンスの最初の一文字目が聞こえるか聞こえないかくらいで入力を開始するのが良いタイミングだと思っているが(配送業者によっても異なる)、この辺は各自で確認して欲しい。さながら、競技カルタのような正確な音の聞き分けと反射が要求されるのである。

(2) 番号を素早くプッシュできるようにする

必要な番号(荷物番号など)は全て手元に準備し、万全の状態で電話に望むべきである。テンキーを素早く押す練習も欠かせない。

(3) 次に何の番号をプッシュすれば良いのか事前に把握しておく

これについては、自分で手順書を用意するのが良い。例えば、私はこういうのを作ってみた。

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一度はアナウンスを最後まで聞いてみて、それを次回以降のためにメモしておくのである。このメモがあれば、次回の電話からはアナウンスを聞かなくてもフライングで番号をプッシュできるようになる。

さあ、みなさんも再配達電話選手権にチャレンジしてみてはどうだろうか。ちなみに私は、佐川の再配達依頼で通話時間 56秒という世界記録(たぶん)を持っている。これが早いのかどうかはよく分からない。

※あまり早くやろうとしすぎると、うっかり日時指定を間違えたりする可能性もあります。各自の責任の下で行って下さい。一応、何かあっても私は一切の責任を負いません。